甘くなかった行政書士。

上の記事の続きです。

何もかもが甘かった

行政書士を目指す人のほとんどの方は独学だ聞く。おそらく大半はそうなのだろうと思う。

実のところ、試験を受けたのは2回目で、言い訳を言わせていただくと1回目は記念受験のつもりだった。

一年目は終始、勉強方法の模索に時間を費やしてしまった。

いやー独学って怖い。ユーキャンのテキストをただひたすら読むことで半年ぐらい潰してしまった。

テキストを3回ぐらい読めば頭に入るだろうなんてたかを括っていた。ちなみに私は学生時代を通して成績優秀だったことはただの一度も無い。なのに、なぜ、たかをくくれるのだろうと今更ながらに不思議に思ってしまう。

まあ、つまり舐めてかかってるんだろうな何事も。

去年の模試は計4回受け、合格点の180点には到底及ばなく、100点未満の成績を叩き出す。トホホ中のトホホだ。。

1年目はいいんですよ。受かんなくても。記念受験だもん。

でも、「ひょっとしたら」なんて淡い期待もなかったわけじゃない。

一年目は見事に不合格。

でも模試で100点を超えなかった自分が、本試験で130点を取れた事に、自信を持ってしまった。(この自信がそもそもの間違い)

それからまたもう1年。

大原のトレーニング問題集を全教科買い揃えて、気分も一心に1年間ひたすら、問題を解いた。

この問題集には「最低7回は周回してくださいね」と書いてある。

行政法だけで700ページを超える分量。全部合わせると2500ページぐらいあるかな。

「よし、もうやるしかねぇ」と意気込み、一年かけて黙々とひたすら周回をしていた。結局5回ぐらいしか周回できなかった。(この勉強法が大間違いだったのだ)

今年もLECの模試を4回受けました。

最高得点150点。合格点には届かずに本試験を迎える。

去年の模試より本試験の点数がよかった事を唯一の希望として挑むのである!

2年目は本気で狙いに行っていた

これは言い訳ではないんだけど、、、いや言い訳なんだけど、1年目は受かる気がなかった。

でも、2年目は本気で本気で勉強したし、少し本業をおろそかにしてしまったかもしれないけど、マジで合格狙っていた。

変な自信があるところと、全然自信がないところが相まって、変な心境で当日を迎える。

果たして結果は?!

結果は惨敗。

おそらく記述を抜かして130点。ひょっとしたら記述で30点はもらえるかな?ぐらいの出来でした。甘く見積もって160点。。。行政法なんだあれ!!心折れたわ!!

試験時間3時間の壁。

見直しする時間も余力もなく、私の一年が終わる。

嫁と喧嘩。

試験から帰ると、駅まで嫁さんが迎えにきてくれた。

「今日は何食べる?」なんてラインが入っていたので、「肉!」と即答した。

夕食の準備をしている時、お膳の上がチラッかっていたので(両親のものがあるので常に散らかっている)嫁さんが軽く機嫌が悪くなったのを感じて、なんか、次第にやるせなくなってきて、次第に腹が立ってきて、「今日だけは、今日だけは穏やかに飯が食いたかったのにぃ!!」っていう思いが沸々と込み上げてきた。

せっかくいい肉を用意してくれたにも関わらず「なんか空気悪い。もういらない」と言って、2階に上がってしまった。

今思うと、本当に申し訳ないと思っているが、せっかく嫁さんがいい肉を買ってきてくれたのに、機嫌悪く2階に上がっていっちゃあ、嫁さんだって気分が悪いのは当然というか当たり前。

嫁さんだって気を悪くしてるのに、「今日は3時間頑張った末の穏やかな気持ちで食うはずの晩飯をぶち壊された」というこちらの謎かつ理不尽な理由を武器に不機嫌を貫いてしまった。

すっかりお互いが険悪なムードに。

そして僕が違う部屋にいて、嫁さんがお風呂場で物を投げる音が聞こえた時、、、、キレてしまった。

僕は持っていたカップの黒霧島が3分の1ぐらい入ったやつを壁に投げつけて「ふああああーーー!!!」と叫んだ

黒霧島は床に飛び散り、びちょびちょに。(でも自分で拭いたよ)

その音を聞きつけ嫁さんが「ちょっとなんなの?もうやめてよ。」と涙ぐんでいた。

「今日ぐらい、気分よく晩飯食わせろや!!」と怒鳴ってしまった。

「もうやだ、ほんとわけわかんない」といって泣いて寝室に行ってしまった。

ほんっとに最低だ。僕は。

行き場のない悔しさを嫁さんにぶつけてしまった。

今日ほど自分を情けなく思ったことはない。

悔しくて、悔しくて、一人泣いた。

次の日は頭痛で寝込む

頭が変なモード、アドレナリン全開だったのか、夜は数分ぐらいしか寝れなかった。

朝、嫁さんにただただひたすら誤って、許してもらった。

この件に関しては、ほんと後悔しかしない。

この日はもう、左の頭半分が鬼のように痛かった。これって知恵熱ってやつ?

熱はなかったけど。休みだったので1日寝転んでいた。

明らかにオーバーヒートだったもんなぁ。

実はちょっと、受かった後のことか考えてたし、淡い期待をしてたし、その分、頭痛が沁みる。

試験を受けてわかったこと

行政書士試験は過去問だけ解いちゃ無理だ。それで受かったとしても運だろうな。

コアな条文を暗記するとか、法律の体系的な部分をイメージできてないと無理。

ユーキ大学の先生が言ってたけど「理解→整理→暗記」ってい言ってたけど、よ〜くわかった。

ここの部分をわかってないと、問題集をいくら周回してもパッパラー河合だろう。

小手先の暗記はダメだ。コアな部分を暗記しないと。

今年は、本当に悔しかった。でも収穫がなかったわけでは無い。

来年は絶対受かろうと思っております!!ご家族の皆様、生暖かく見守ってやってください。ぺこり。

そして

今年は本業の整体も少し気持ちがやや離れていた分、やる気が漲っています。

こちらもスキル磨きと情報発信をやりまっせ〜!

来年も行政書士試験受けます。複数の本業を手にするために。

あ、それと今更ポケット六法買ったよ。

ポケット六法 令和5年版 (単行本)

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