下の写真は僕が遅発性フードアレルギー検査を受けた時のスクショだ。アレルギー反応が非常に多く見られた食品は卵白とカンジタだった。
カンジタ?と聞けば、疲れた時や体力が落ちた時に出てくる症状を思い浮かべる。誰しも体の中や皮膚に持っていて、体力が落ちると悪さをする。普段はおとなしいが、不良の先輩といるときだけ威勢がいいやつみたいな存在だ。
そのカンジタの正体はカビだ。カビの中でも糸状菌(多細胞で糸を出して増殖する)と酵母(単細胞)がいるが、カンジタは酵母に分類される。厄介なのが、単細胞のくせに条件がそろうと菌糸に似たものを作り、内臓に根を張ろうとする。
なので、僕の場合は、酵母が使われた食品をとると湿疹が出たりお腹が張ったり、ガスが臭くなったりする。この検査をする前は、健康にいいと思い発酵食品を積極的に取っていたが、一向に体調は改善しなかった。むしろ余計に具合が悪くなっていたかも。お腹が張っているときは、全身の力が入らず、特に腹筋に力が入らず、思うように体が動かせなかった。健康食品は誰にとっても健康的ではないということが言える。
実は、このカンジタ、僕のようにアレルギー反応が出る人だけに有害ではなく、「悪い先輩とツルみ始めた元いじめられっ子」さながら、もしくは「病気になるとすり寄ってくる宗教家」のように人間が弱ったときに勢力を増してくる。「お前もかい~!!」みたいな。
そこで、お腹のカビが悪さしていないかのチェックリストがあるのでご紹介。
お腹のカビチェックリスト
症状編
- 異常に疲れる
- 抑うつ、気分の変動がある
- 集中力がない、記憶力の低下
- 頭痛持ち
- 皮膚トラブル(蕁麻疹、水虫、爪白癬、いんきんたむし、慢性皮膚炎、目のかゆみ、肛門のかゆみなど)
- 消化器症状(便秘、腹痛、下痢、げっぷ、ガスだまり、腹部の張り、食事をするとすぐお腹がいっぱいになるなど)
- 生殖器症状(月経不順、月経困難症、月経前症候群、膣炎、前立腺炎、勃起障害など)
- 筋神経症状(筋肉や関節の痛み、腫れ、しびれ、麻痺、灼熱間、筋力低下、鼻血など)
- 呼吸器症状(長引くせき、喘息のように呼吸が苦しい、慢性的な鼻つまりなど)
- 耳の症状(中耳炎など耳の感染症を繰り返す、耳のつまり感、めまい、音に過敏など)
状況編
- 不調があり、さまざまな治療やケアを受けたが改善しない
- これまで抗生物質を何度も服用してきた
- 発酵食品や砂糖を多く含む食品をたくさん食べてきた
- スイーツやパン、アルコールが大好き
- スイーツやパン、アルコールをとると具合が悪くなる
- 低血糖症状を起こしたことがある
- ピルやステロイドを服用している、またはしたことがある
- 出産経験が多い
- 雨や曇りの日は体調が悪くなる
- 湿気の多い場所、カビが生えている場所に行くと具合が悪くなる
- 化学物質過敏症がある(タバコや香水や化学物質に対して気分が悪くなるなどの不調が起こる)
- 歯科治療などで麻酔が効きにくい
症状編に当てはまる項目があり、かつ状況編に1つでも当てはまれば、お腹のカビによって健康が害されている。
症状編の数が多いほど、お腹のカビの増殖度が大きいと思われる。
チェックリスト引用「お腹のカビが病気の原因だった(日本人の腸はカビだらけ)」内山葉子 著
意外と当てはまる人は多いのではないかな。因みに、お腹のカビの大好物は糖質だ。ザ男の昼飯「ラーメンチャーハンセット」なんかを食べているサラリーマンは、カビが増殖し放題だと思う。
これから少しづつ「対おなかのカビ法」を紹介できたらと思う。
P.S もし、なかなか改善しない症状に苦しんでいる方がいれば上記で引用した本を一読することをお勧め!!