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菌類の仲間たち
菌類の仲間には、カビ、酵母、キノコが含まれる。多くのカビやキノコはたくさんの細胞で構成されている。酵母は一つの細胞で暮らしている。カビと酵母をまとめて「真菌類」と呼ぶ。
良いカビ、悪いカビ、普通のカビ
発酵を促進させて、恵を与えてくれるカビと、物を腐敗させて有害物質を発生させるカビの違いはどこにあるのだろうか。
物を腐らせるのは「腐敗原因微生物」とばれる。腐敗と発酵は微生物側から見れば同じ現象だ。人間側が、有害、不利益なものを腐敗と呼び、無害で旨味が増したり有益なものを発酵と呼ぶ。
有害な腐敗を見極めるには、見た目(色、粘質物の発生)、臭い、悪臭がもっとも良い指標になる。
タンパク質が分解され、アミン化合物や低級脂肪酸が作り出され、銀杏に似た臭いが発生する。メルカプタンや硫化水素などの硫黄化合物が生成されると、卵が腐った匂いが発生する。
屁の匂いを嗅ごう!
もし、オナラの匂いが気になるなら、もしくは卵が腐った匂いがしてきているなら、腸内で腐敗菌が優勢になっている証拠だ。腐敗筋の餌はタンパク質。タンパク質をご馳走にして毒素を発生させる。オナラの匂いは、タンパク質を取りすぎているかの指標にもなる。思い当たる節があるのなら、そんな時は週末断食もしくは1日タンパク質抜きで腸内勢力をコントロールしよう!
タンパク質の取りすぎは偏頭痛の原因にもなるよ!!
参考文献