今日は、すごく久しぶりに嫁氏とおでかけ。お互いにビタミンN(NはNature)の著しい不足状態だったため、家からサクッと行ける日和田山へハイキングへ行った。
日和田山は嫁氏のお気に入りスペースで嫁氏は4回目、僕は2回目。
嫁氏はお気に入りの場所だけあって、向かう道中から機嫌良く車から見える景色を堪能していた。
川越の喜多院の蚤の市を通過し、嫁氏が助手席で「いつか行きたいね」などと言いながら、Googleカレンダーに「毎月28日、喜多院蚤の市」とリマインドする。さらに車を走らせ、笠幡をすぎるあたりから「この辺に来ると空気が美味しくなるよね」と、「ちょっと遠出している感」が増してくる。
鹿台橋を渡って山のほうに曲がり、駐車場につき500円を料金箱に入れる。そして軽く着替え、登山口に向かう。
日曜日の割には、そんなに混んでいない。天気は概ね晴れ。
子供連れ、老人、学生グループ、豆柴2匹連れた人、ラブラドールレトリーバー(かわいい)を連れた夫婦、老若男女おもいおもいの日曜日を楽しんでいる。
そして、少しすると神社があり、そこからの展望が最高だった。
日和田山の山頂を通過し、物見山へ向かう。
途中、ゆっくり走っている軽トラと、並走しているポインターのような頭の良さそうな猟犬(おそらく)が目の前を通り過ぎていった。しばらく犬と軽トラは並走していて犬も嬉しそうに並走していたが、軽トラは速度を維持していて、次第に犬が軽トラを追い越し、舗装された道路から森の中へ消えていってしまった。
僕は「あれは猟師と猟犬だな。」と勝手に決めつけながら歩いていると、先ほどの軽トラが止まっていた。その横に運転していたおじさんが軽トラから降りてタバコを吹かしていた。横目で助手席を除くと奥さんらしき女性がカーナビに映るテレビを見ていた。
するとおじさんが手でグーサインを作り口に持っていき「ぴゅーーい!!」と手笛を鳴らした。おそらく犬を呼び戻しているのだろう。その後も手笛を何回か続けて鳴らしていた。
崖の下から犬の鳴き声が聞こえるが、なにか獲物を見つけたかのように「ワン、ワン、ワン」と吠え続けていた。しかし犬の姿はどこにも見えない。鳴き声の大きさから想像すると、相当下の方から聞こえてくる。
「はぐれてしまったのかな」と少し不安になりながらも、通り過ぎた。
そして、また、しばらく歩くと山頂に到着。
どんな山に登っても下から山頂が目視できる距離に来ると、少し体が軽くなる。
山頂でコーヒーを飲みナッツを少々、セブンで買ったカカオ75%を食べた。
留まると体が冷えるので、早々と帰路に着く。
同じ道を下り進むと、さっきの軽トラが同じ場所に止まっていた。40分ぐらい経っていたけど、犬の姿は見えなかった。「あの犬、帰って来れるのか」と一瞬心配になるも、軽トラの中の二人は焦っている様子はないので、いつもの事なのだろうと、また勝手な想像をしながら通り過ぎた。
そして、下はロッククライミング練習場を横目に「うおー、すげー、中年の女性も昇ってるよー」と、しばらく岩場に目を取られながら、駐車場に戻った。
そして、帰りにおしゃれなカフェに寄って帰ったのさ。
やっぱり、山はいいよな〜。