風・寒・暑・湿、これらに当たりすぎると人は死ぬ。
これは、いかなる人でも逃れられない。
この4つは外からくる邪で「外邪」という。
青年期の「先天の気」が充実している時では、影響はさほどだが、
中年以降「先天の気」がわずかになってしまった時だからこそ、この「外邪」への用心を怠ってはいけない。
良く用心して「内気」を充実させれば、大丈夫である。
食べすぎ飲みすぎ、強欲からくる病気は、全部自分のせいである。
天命でもなんでもなく、自分が悪い。
天から起こることはどうすることもできず、自分から起こることは、大抵何とかなるものだ。
風・寒・暑・湿の「外邪」を予防しないのは怠慢である。
食べすぎ飲みすぎ、強欲を我慢しないのは過失である。
怠慢と過失は用心が足りない事。
備えあれば患いなし、明日の天気は何だろう?
「めんどくさい」これが口癖の人に、つける薬はない。