背骨はやっぱり大事

腰痛の原因は痛いところが原因でないことが多い。痛い場所をどんなに丁寧に揉んでもその場では良くなるが、痛みは繰り返してしまう。

それは背骨自体が硬くなっているから。

多くのクライアント様を触らせてもっらて感じるのは、胸椎、頸椎の回旋が制限されている。

背骨とは全部で通常24個、仙骨を入れると25個で、それぞれが独立して動き、関節を持っている。しかし、腰痛を持っている人、それなりの年齢を重ねた方などは、この背骨が一本の棒のように固まっている。このような状態だと、あらゆる腰痛が起こってしまう可能性が出てくる。椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰、筋膜性腰痛などなど。

硬くなる原因は不動による拘縮が主で、何らかの原因で炎症後に組織が瘢痕化したり、組織の変性が起きる。いろいろな原因があるが大部分は不動によるもの。

本来は背骨は温泉のお土産売り場に売っている、蛇のおもちゃのように椎骨一個一個、独立して動くのが理想的なのである。

腰椎は主に前後の運動を担っている。

体をひねる回旋の運動に腰椎が関与するのはわずかで、その上の胸椎、頸椎で体のひねり運動を形成している。

胸椎、頸椎の回旋、側屈が制限されると、腰にキャパシティー以上の回旋の力が伝わるので、腰椎の構造上負荷がかかる。それが一歩一歩、歩くたびに負荷がかかってしまう。

歩行など普段の生活動作によって負荷がかかってしまうのは、「腰椎に負荷をかけてしまう背骨」に変化してしまったため。

やはり、モーションパルペーションの威力はすごい。椎骨の動きを一個づつ見ていくことはすごく大事だ。

最近、当院で取り入れている整体では、背骨を一つ一つ動きを取り戻せるようにモーションパルペーションで時間をかけて背骨の前後方向の動きを分解して、AKA博田法の応用で側屈方向の動きも分解する。その後マッケンジー体操を行い、胸椎のアジャストを必要な方に行う。75歳ぐらいの方でも行えるように圧はゆっくりかける。

約一時間かけて施術を行う。やはりこれはどうしても短時間ではできない。

この方法で行うと77歳ぐらいの方でも効果を感じて貰えている。年齢によりあまりにもご高齢の方の場合だと、骨が弱くなっていたり、背骨が骨化してしまったりするケースがある。その場合、タッチは相当ソフトになってしまうし、効果は正直望めない可能性もある。

もちろん、背骨が硬くならないようにするには普段からウォーキングなどが動くことが大事で、硬いままで動くと色々な場所に影響が出てしまうので、負のループになってしまう事が多い。

痛みにより活動が低下しているなと思ったら、早めの対処が肝心です。

 

 

 

 

 

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